先日義母の四十九日がありました。
コロナ禍の中飛行機に乗って帰省して参加するのも躊躇したので、旦那の姪っ子に
ズームを起動してもらい、ライブ中継して自宅で参加することになりました。
義母の骨は生前より好意にしていたお寺の納骨堂へ納めることになったので、四十九日
もお寺でお願いすることになりました。
ズームは旦那さんと子どもだけが映ってお寺にいる旦那さんの兄妹達とやり取りできる
ようにし、私は映らない場所で静かに参加していたのですが、お経が始まって間もなく
してから義姉の声が聞こえてきました。
私は映りたくなかったので画面をのぞき込むことはしなかったのでよくわからなかった
んだけど、一緒に泣きながらお経を唱えてるんだろうなと思ってました。
(旦那さんも私と同じ感じで気にも留めてなかったようです)
ところが、四十九日も無事終わった夜に旦那と義姉と電話していて終わった直後に
私の所へ来て衝撃の話がありました!
姉: 昼間お寺の住職さんがお経をあげて下さっていた時に、母が私の中に入ってきた
のよ!
そして「私のためにみんな集まってきてくれてありがとう!」と私の口が勝手に
しゃべりだしたんだよ!
私が心の中で(お母さん、もっと生きたかったでしょう?)と思ったら、「うう
ん、そんなことはないよ。これでよかったと思っているのよ」って
私の口が喋りだしたんだよ!
・・・のけぞりました!
お経の時に義姉が喋っていたことはお経とかではなかったのです!義母が義姉に乗り移って話してたんです!
義母は死に際に誰にも会えませんでしたので、どうしてもお礼やお別れが言いたかった
んだろうなと思います。
人は亡くなると大体四十九日を目処に成仏すると本で見たことがあるので、
最後にみんなにお礼を言って住職さんのお経で成仏されたんだなと思いました。
こんなことが本当に現実で起こるなんて、話を聞いてしばらく何も言えませんでした。
葬儀や四十九日は本人にとっても家族にとっても別れにけじめをつけるためには必要な
ことなんだなと痛感しました。
私はスピ系の本なんかたまに読んでいて、死後の世界はあるし、生まれ変わりも
あるんだろうなと信じているんだけど、自分の身近なところでこんなことが起こるとは
人生観も変わった気がします。きっと義母さんも天国で笑って見てくれてるかなあ~
いろいろあったけど、私にとってはいいお義母さんでした。ありがとうございました。